2017.5.8
CMSを使ったWebコンテンツの制作・管理は、もはや当たり前の時代になりました。
差別化を実現するには、顧客体験管理にまで対応できることが必要とされてきています。
※ここで、まず貴社のサイトはCMS導入されていますか?実は多い?
CMS導入されていない。もしくは、導入されているのかどうかすら分からないまま放置されている企業サイト!!
まずはご確認を・・・確認方法が分からない場合は、
お気軽にお問合せください → (https://salvationlink.com/contact)
CMSは、フリーツールからエンタープライズ系ツールまで、世界で1500種類もあると言われており、フリーツールでは大量のコンテンツ管理が困難であるという違いはありますが、既にCMSのコモディティ化は進んでいます。
<Web戦略の考え方は、ここ数年で以下のように変化していきています。>
・プロダクトファースト → 「カスタマーファースト」
・Webを分析する → 「顧客を理解する」
・マルチチャネル → 「オムニチャネル」
・コンテンツを量産 → 「文脈を持ってコンテンツを作成、設計、提供」
・効率的 → 「効果的」
そこで2012年頃から新しく登場したのが、顧客体験を戦略の中心に置いた管理ツール(CXM)です。コンテンツの作成、配信、最適化まですべてサポートするため、ビジネスにおける価値は高いといえます。しかし、完全なCXMと呼べる製品はまだ少ないのが現状で、国内で販売されている完全なCXM製品は5種類程度、世界でも10種類くらいしかないと言われています。
CXMは、CMSとCRM、マーケティングオートメーションを組み合わせたもので
以下のような機能を備えています。
・コンテンツ管理
・顧客管理
・マーケティングオートメーション
・SNSの管理
・データ分析
・データマイニング
【デジタル・エクスペリエンスのポイント】
デジタルで顧客体験を最適化する際にポイントとなるのは、「顧客ターゲティング」や「パーソナライズ」です。理想は「探さなくてもすぐに見つかる」ことです。
特に、スマートフォンでは何度もタップしてサイト内を探すことはほとんどないため、「その人が今欲しい物を、すぐ出してあげる」ことが出来なければ、他へ流出していきます。さらに、その人が異なるデバイスで訪問した場合も、同一人物であると認識して同じ体験を提供することも重要です。
【セグメンテーションによるターゲティング】
訪問者が該当するセグメントと同じセグメントに属する人が、過去にコンバージョンに至るまでに取った行動を提案する。
【プレディクションによる補正】
AI等の分析から立てられた予測や仮説を、訪問者の実際の行動に応じて補正を行っていく。
☆もうひとつのポイントは、経験の「運用」です。☆
デジタルでは取れるデータも多いですが、データだけでは見えない部分もあります。
そこは、システムに惑わされずに自分の今までの経験と勘を信じ、捨てないことも重要です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんの今後の参考になれば幸いです!!!
※今回は「Web担当者forum」に参加した内容を基に最新情報をご提供しています。